企業理念|CAD関連パッケージ・システム開発|システムメトリックス㈱

philosophy

MISSION

IT技術を駆使し、
世界中の働く人が、創造的な仕事に注力できる環境を提供することで、平和な世界実現に貢献します。

「国内2次元CADを世界標準にする」
「ITプロダクトで世界へ」

この2つの思い(ミッション)で起業しました。

“ガラパゴス化”した国内CAD市場を変える

一つ目の背景には、当時の国内2次元CAD市場が世界のスタンダードとは異なっていた状況があります。国内ベンダーがマーケットを寡占し、各社のCADフォーマットもばらばらでした。そのため、異なるCADを採用した企業間では、付加価値を生まないデータ変換作業が常態化していたのです。事実上DWGフォーマットに統一されていた欧米はもちろん、新興国に対しても日本企業は生産性で遅れを取ってしまう。そんな“ガラパゴス化”した状況を目の当たりにし、何とか変えたいという思いを強くしました。

チェコで知った「志の差」

二つ目の「ITプロダクトで世界へ」この思いの原点は、起業前にチェコのソフト会社を訪問した時にあります。自分は、日本市場攻略のためCADアプリケーションを必要とした中、自社開発するより海外製のものを輸入したほうが手っ取り早いと考えていました。しかし、交渉の場で彼らと会話する中、その志の差に愕然としました。日本市場しか考えていなかった自分と、まだ貧しいチェコの国を豊かにするため世界へ進出し、外貨を稼ぎたいという思いでビジネスに取り組んでいる彼ら。その差に恥ずかしくなった。その時に、今はできないけれど、いずれ自分たちも世界に出たいと思いを強くし、それを創業時のミッションとしました。

25年が過ぎて振り返ると、一つ目のミッションはすでに一定の役割を終えましたが、残念ながら「ITプロダクトで世界へ」というミッションは、いまだ手つかずのまま残っています。

VISION

グローバル・ニッチ・トップを志して

膨らみ続ける「デジタル赤字」

いま、海外IT大手への利用料流出(デジタル赤字)が大きな社会問題となっています。2035年には45兆円にまで膨らむと予想されるデジタル赤字は、国産IT製品が海外製に席巻されていることに起因します。DXが加速しIT需要が高まるほど赤字も拡大するという構図は、日本の構造的な課題として広く認識されるようになりました。海外製品を上回る品質があれば国産が選ばれるはずですが、対抗できる製品・サービスはまだ多くありません。「世界で勝たなければ国内でも選ばれない」時代になったことを改めて痛感し、「ITプロダクトで世界へ」というミッションは、より大きな意味を持つようになったと感じています。

AI時代がもたらす、新参者のチャンス

さらに、この構造的課題を加速させているのがAIによる技術革新です。AIがもたらす変革は、中小企業のみならず大企業にも大きな影響を及ぼし始めています。今後、多くの産業が再定義される中で、存続の危機に直面する企業も少なくないでしょう。当社のようなベンチャー企業にとっても大きな試練ですが、既存の業界勢力図が根底から塗り替えられるいまこそ、「新参者」が一気に飛躍できるチャンスでもあります。

ニッチでも、世界で勝つ

当社はまだ規模こそ小さい会社です。しかし、日本のIT企業としての責任を自覚し、この歴史的な転換期を逃さず果敢に挑戦します。ニッチ領域であっても世界で勝ち切り、ビジョンである「グローバル・ニッチ・トップ」を実現を成し遂げたい。

VALUE

自分は、先人たちの至言を指針とし、日々の仕事と向き合おうと努めています。これらは、自分自身が経営という道の中で、時に壁にぶつかり、もがき苦しむ中で出会った言葉です。

一、仕事に対する姿勢

一心不乱に働く。これしか素晴らしい人生を送る方法はない。
──稲盛 和夫(京セラ創業者)

どんな仕事も、心を込め、思いを尽くして打ち込めば、楽しくない仕事はない。
──二宮 尊徳(思想家・農政家)

たとえ下足番であっても、日本一の下足番になれば、誰もその人を下足番にしてはおかない。
──小林 一三(阪急グループ創設者)

若い時に流さなかった汗は、年老いて涙となって流れる。
──作者不詳(多くの著名人が言及する格言)

目の前の仕事に一生懸命打ち込むことから、人としてのすべての土台が築かれる。私はそう信じています。

二、自己を鍛え、運命を拓く

今ある環境は、すべて自分を鍛えるために与えられた最善の場である。
──森 信三(哲学者・教育者)

「人生を拓く五つの覚悟」
──田坂 広志(思想家・経営学者)

・自分の人生は、大いなる何かに導かれている
・人生に起きるすべての出来事には、深い意味がある
・人生で直面する問題は、すべて自分に原因がある
・大いなる何かは、自分を育てようとしている
・逆境を超えるための英知は、必ず与えられる
※あすか会議2018での講演

いまある環境を「自分を鍛えるために与えられた最善の場」と捉え、困難に直面したときこそ「天は超えられない試練は与えない」と信じて逆境に向き合う。その覚悟を決めたとき、乗り越える道は必ず開かれると考えています。

三、天命に挑戦する

起業して間もなく、壁にぶつかり、もがき苦しんでいた頃に出会った言葉です。

「新しい産業には、必ずその『予兆』がある。その『予兆』を逃さずに捉え、これを命がけで事業化しようとする人に対して、天は『時流』という恩恵を与え、そして『使命』という社会的責任を負わせるのだと思う。私の人生は、それに尽きる。」   
— 大川 功(CSK創業者) ※著書『予兆』から

「命がけで事業化しようとする人に……」という一節が、目に突き刺さりました。「自分はまだ命がけではない。だから時流も来ないし、天も任せてはくれないのだ」と。

また、この言葉から「天は、人を通じて成し遂げたい願いを持っている。その願いに気付いたとき、人はそれを使命として受け止め、人生をかけて実現しようとする。これほど強い動機は、ほかにない」ということにも気付かされました。

いま、かすかではありますが「時流」をいただけたと感じています。それは同時に、天が私たちを通じて成し遂げたいと願う「社会的責任」を負ったことを意味します。創業時の思い──天はしっかりと覚えておられる。これを天命と認識しています。
私は、究極の判断基準を次の言葉に置き、仲間と共にこの天命への挑戦を続けます。


「天に宝を積む者となろう。」

── 新約聖書『マタイによる福音書』6章

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「天は、人を通じて成し遂げたい願いを持っている。その願いに気付いたとき、人はそれを使命として受け止め、人生をかけて実現しようとする。これほど強い動機は、ほかにない」

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